今季レアル・マドリーからサウジアラビアの名門アル・イティハドに移籍したフランス代表FWカリム・ベンゼマが、突如チームから離れてしまったようだ。
先日行われたアル・ナスル戦で2-5と敗れ、大きな批判を受けたアル・イティハドとカリム・ベンゼマ。その後彼は突然自身のInstagramを削除し、SNSから離れてしまった。
『Marca』によれば、ベンゼマはそれだけではなく、試合の数時間後から「失踪」していたという。
木曜日と金曜日のトレーニングで彼は姿を見せておらず、『Arriyadiyah』によれば「ベンゼマはサウジアラビアを離れた」という。その理由は不明であり、監督のマルセロ・ガジャルドもあまり説明をしたがらなかったという。
また『Al-Ekhbariya』に出演したサウジアラビアのスポーツジャーナリストであるアブドゥルカリーム・アル・ジャースル氏は「彼は非常に簡単なチャンスを無駄にしてしまい、サッカーをする意欲を失ったようだ」とレポートしたとか。
ベンゼマはここまで20試合で12ゴール5アシストを決めているものの、世界のスポーツ選手でもっとも高額の年俸を受け取っているということであまりにも大きな期待を受けており、この成績でもファンからは批判の的となっている。
アル・イティハドがアル・ナスルに負けたのは5年ぶりであったとのことで、その試合でいいパフォーマンスを見せられなかったこと、そしてこれまでのビッグマッチで結果を残せていない…という点も批判を呼んでいるとか。
情報が少ない中で『RMC』が予測したところによれば、30日に行われる予定だったアル・ターイー戦が悪天候のために延期されたことから、ベンゼマは一時チームを離れたのではないか…とのこと。
ただ、その場合はクラブからちゃんと説明がある気がするが…ともかく続報を待ちたいところだ。