先日、三好康児が所属しているバーミンガム・シティから解任されてしまったウェイン・ルーニー監督。
10月にジョン・ユースタス元監督の解任を受けてバーミンガム・シティに就任したものの、それからの15試合でわずか2勝しかできず。
昇格闘いを繰り広げていたクラブはどんどん順位を落とし、24チーム中20位までランキングを下げてしまい、3ヶ月という短い期間でルーニーはクラブを去ることになった。
『Mirror』によれば、かつてウェイン・ルーニーと共にプレーした友人のマイケル・キャリック(現ミドルズブラ監督)は以下のように話したとのこと。
「優秀な選手が監督になるのは簡単じゃない。選手としてプレーしていたかどうかは、ある意味ではほとんど無関係なんだ。
どれだけ優れた指導者なのか、どれだけ成功しているか、そして今置かれている役割で何を達成しているかによって判断されるのだ。
私は現在ミドルズブラ監督という役割を担っている。選手としてプレーしてある程度の経験を積んだという事実は、確かに助けにはなるし、特定の状況を理解するのに役立ってほしいものだ。
ただ実際のところ、自分がプレーしたことがあったとしてもだ…選手たちが土曜日に試合をしているが、私はそれと全く違う役割を担っている。ある意味では過去に何が起こっていたかは無関係になる。重要なのは次に何が起こるかだからだ。
ウェインのことは友人として良く知っている。とても残念に思うが、彼は必ず立ち直るだろうし、成功を収めるだろうと思っている。
彼は優秀すぎるし、知識も豊富すぎるし、経験もあまりにも豊かだ。だから、それを正しい方法で活用できないんだ」
キャリックも相当な名選手であるが、彼から見てもルーニーは選手として優秀すぎる人物で、それをうまく活用することができていないとのこと。