清水エスパルスは7日、ヤゴ・ピカチュウがフォルタレーザへ完全移籍することが決定したと発表した。
ピカチュウは1992年6月5日生まれの31歳。ブラジルでは超攻撃的サイドバックとして知られ、その可愛らしい名前からJリーグへ来る前から日本でも話題になっていた選手だ。
2022年夏にフォルタレーザから清水エスパルスへ完全移籍。当時のゼ・リカルド監督はヴァスコ・ダ・ガマ時代の恩師であり、ついに来日を果たしたピカチュウの活躍が大いに期待された。
しかしMF登録された日本では12試合に出場したもののあまりフィットせず、チームもJ2へ降格。結局2022年末には期限付き移籍で古巣フォルタレーザへ戻っていた。
以下はフォルタレーザへの完全移籍が決まったピカチュウのコメント。
「清水エスパルスの皆様、短い間でしたが、心よりクラブへの敬意と感謝の気持ちを申し上げます。サポーターのエネルギー含め、清水エスパルスという組織の偉大さを感じました。またどこかで皆様とお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました」
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なお、フォルタレーザはサントスが2部へ降格した昨季のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで10位。コパ・スダメリカーナでは決勝でLDUキトにPK戦の末敗れたものの準優勝という結果を残した。
その中でピカチュウはリーグ戦9試合に出場し1ゴールを記録。コパ・スダメリカーナ決勝のPK戦では2人目で登場して見事キックを成功させている。