絶対的なプレースキッカーがいない現在の日本代表。候補に名乗りを上げているのが、DF菅原由勢だ。
所属チームのAZではキッカーを任されており、昨年11月のシリア戦ではフリーキックで久保建英とのトリックプレーから代表初ゴールを決めた。
JFATVでも、菅原の見事なフリーキック練習が紹介されている(動画5分30秒から)。
その菅原は『ABEMAスポーツタイム』で安田理大と対談するとこんな話を明かしていた。
「代表のセットプレーの練習あるじゃないですか、僕も蹴らせてもらってるんですけど。
(名波浩コーチが)もっとこうしたほうがいいよって教えてくれるんですけど、名波さんじゃないと出来ないっすよとかって言って(笑)まだすごいっすよ。今でも本当にすごい」
かつて日本代表の10番を背負った名波コーチは51歳になったが、いまでも現役選手が脱帽するほどのキック精度を誇っているとか。
安田も「あの人のキックの精度はおそろしいから。今でもヤバいから。俺も去年、松本山雅でやっていて、監督だったけど、あの人が一番キックの精度が高かった。無理なんですよ、名波さんだからいけるんですよ」と話すと、菅原も「本当にそうなんですよ。『もうちょっとこういうの蹴ってくれない?』(と言われるけれど)『え!?…名波さんしか無理じゃないですか』って(笑)」と強く同意していた。
いまの日本代表では選手ではなく名波コーチが一番フリーキックがうまい可能性があるとのこと。