今冬のマーケットでFC東京からベルギー1部のヘンクに移籍する可能性が高まっているU-20日本代表FW熊田直紀。
昨年行われたU-20アジアカップで5ゴールを決めて得点王になったことで大きな注目を集め、19歳という年齢でヨーロッパに進出することになったという。
そのプランとしては今季終了までの期限付きで熊田を獲得し、その状況を見て完全移籍に切り替えるかどうかを夏に決断するというものだそう。
『voetbalnieuws』は熊田について以下のように評価しているようだ。
「熊田はかなり完成度の高いセンターフォワードである。俊敏性とテクニックに加えて、強靭なフィジカルまで兼ね備えている左利きの選手で、身長181cmと日本人としては平均以上の体格も持つ。
彼の強みは強烈なフィニッシュ、ゴールを狙ってくる天性の本能、そして優れたポジショニング、ヘディングシュートのパワー、さらに空中戦での強さだ。
熊田は技術的には十分以上のものであり、ビルドアップやコンビネーションでもよく貢献することができる。
この強力なパフォーマンスを持っているストライカーは、戦術的な知性を生かしたディフェンスラインの背後に飛び出すランニングでも多くの称賛を受けている。運動能力を活かしてアクロバティックで複雑なシュートにもトライできる。
熊田は注目すべき有力なストライカーであり、スカウトであるヤチェク・クリグ氏は『タイプやプロフィールの点でユヴェントスのポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクと似ている』という」
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また、熊田は日本人サッカー選手の典型的なイメージである「小柄で速くてテクニカルで低重心のアタッカー」とは違い、ボックスの中で勝負できる逸材だ…と伝えている。