1月31日にバイエルン・ミュンヘンからポルティモネンセへと移籍することになった福井太智。その契約の情報がまさに「錯綜している」状況だ。
バイエルンの公式サイトでは「2025年6月30日までとなっていた契約を2026年6月まで延長した上で、2023-24シーズン限りの期限付き移籍」と発表されている。
しかしながら、移籍先であるポルティモネンセの公式サイトでは「契約は2025年6月30日までの1年半である」と発表されており、今季だけではなく来季もクラブに残ると書かれているのだ。
また、ポルトガルのメディアでもバイエルン・ミュンヘンの公式発表にはない情報が付け加えられている。
『SAPO』や『A Bola』、『MaisFutebol』などの報道によれば、福井太智の契約には「2024-25シーズン終了時に非公開の料金で契約を買い取ることができるオプションが付随している」とのこと。
『SAPO』はこれについて「ポルティモネンセが認めた情報」と報じており、こちらについても信憑性は高そうな状態である。
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福井太智はすでにポルティモネンセの入団記者会見に出席しており、「僕の目標はここで活躍することですが、オリンピックにも出場して結果を出したい。そしてワールドカップでプレーしてチャンピオンになるのが夢です」と語っている。
また「ポルトガルにはいい印象があって、ランチにも行ったんですけどとても食事も美味しくて…これからが楽しみです」とも話していた。
そして目標としている選手について聞かれると「特にはいないんですが、トニ・クロース選手をお手本にしている」と語っている。