ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンでトップデビューを果たした福井太智。サガン鳥栖から引き抜かれた19歳の大器だ。
その彼が今年まで鳥栖に所属していた島川俊郎のYouTubeチャンネルに登場した。
福井が16歳の高校1年生で鳥栖の練習に参加した際、初日に全然走れなかったことをめちゃくちゃ怒られたことがあったとか。また、福井はこんな話もしていた。
「ルヴァンが始まる1週間くらい前に二種登録して。で、ルヴァンに出たじゃないですか、鹿島戦。その時、スタメンでした。45分で代えられて。ぼろくそに怒られて、サッカーやめたろうかなって思ったくらい(笑)結構、あれは印象的でしたね」
福井はまだ16歳だった2021年3月に鹿島アントラーズとのルヴァンカップで鳥栖のトップチームにデビュー。ただ、前半だけで交代になり、チームも0-3で敗れた。
その際、かなり怒られたそうで、やめてやろうとすら思ったほどだったとか(当時は金明輝監督)。ただ、鳥栖へのこんな思いも口にしていた。
「(鳥栖のトップチームであまりプレーできなかったことが)僕のなかで心残りがあって。ジュニアから育ててもらって、小学3年から。トップチームで活躍してどこかに行きたかったっていうのは一番あったので。正直、そこの部分は悔しいですけど、これから返せるものはたくさんあるなと思っているので。もう一回戻ってきて欲しいと言われるような選手になりたいと思います」。
そんな福井は球際が苦手だと自覚しているそうで、ドイツではそこも鍛えられると感じているとか。