17日に行われる富士フイルム・スーパーカップ。Jリーグの王者と天皇杯の王者が戦う大会で、今年はヴィッセル神戸と川崎フロンターレが対戦する。

16日にはその前日会見が開催され、ヴィッセル神戸の選手からはキャプテンを務めている山口蛍が出席。その中で、今季の戦い方の展望について以下のように語られていた。

「昨シーズンのベースになった部分は変わらないと思いますし、選手もほとんど残っているので、特に新しく積み上げるものはなかったと思うんですけど。

ただ新しく良い選手が入ってきて、彼らをどうやって自分たちのやり方に組み込んでいくのか。少しずつはできていると思うんですけど、全員が全員慣れてきているわけではないので、そこは試合を重ねながらになると思います。

今季はAFCチャンピオンズリーグもあって、試合数も多い。全員が全部の試合に出られるわけではないので、そこを上手く回しながらやっていければと。

怪我人が出たところの穴埋めは去年も苦労した部分です。ルヴァンカップのシステムが変わって試合数が少なくなっているので、新しい選手を試す機会が減ってしまった。

ただ、選手層の上積みはできていると思いますし、新加入にも各チームで主力としてプレーしていたり、経験豊富な選手がいるので、あまり心配はしていないです。去年以上にチームとして全員で乗り切っていければと思っています。

(対策される中でどんなプレーが必要になるのか)今シーズンだけではないですけど、苦戦した試合というのは自分たちのストロングポイントを抑えられたとき。対策を打たれる中で打開できなかったときに苦戦していることが多いと思います。

今季はより対策されることが多くなりそうですが、自分たちの新しい形は少しずつ見せていたと思いますし、それを実現できるような選手も入ってきている。そこはうまく試合をやりながら解決していきたいなと思っています」

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昨季Jリーグを優勝したことによって他のチームによる対策が進められることが予想され、より困難な試合が増えると考えられる。

しかし昨季プレーしていた選手の大半が残留し、さらに新加入も経験豊富な選手が多く、対策を打たれるなかでも選手層の厚さをベースにして対応したいと考えているようだ。

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