メキシコ1部リーグのFCフアレスは、FWのディエゴ・チャベスが自動車事故で死去したと発表した。
ディエゴ・チャベスは1995年生まれの享年28歳。ベラクルスの下部組織で育ったストライカーで、2015年にプロデビューを果たした経験を持つ。
2016-17シーズンにはフアレスへとローン移籍し、さらにネカクサ、サラマンカ、トルーカ、CAマンヌッキなどのクラブに所属し、「エル・プーマ」という愛称で親しまれた。
そして昨年からは古巣でもあるフアレスに移籍してプレーしていたが、2月14日に発生した交通事故で命を落としたという。
報告によれば、ディエゴ・チャベスはフアレス市で車を運転していたところ何らかの原因でコントロールを失い、街灯柱に衝突してしまったとのこと。
FCフアレスは「深い悲しみとともに、我々の選手であるディエゴ・チャベス『エル・プーマ』が交通事故で死去したことをお伝えする」と声明を公開。
「エル・プーマの特徴は喜び、熱意、素朴さ、そして献身的な精神と我々の色に対する愛情であった。我々の選手、スタッフ、理事会、全員がこの残念なニュースに心を痛めている。偉大な家族の一員に別れを告げなければならないからだ」と書き、その死を悼んでいた。
メキシコは交通事故による死亡率が高い国として知られており、10万人あたり12人ほどが交通事故で死去している。2.4人である日本と比べると5倍ほどの高さとなっている。