今月末に世界各地で行われる代表戦。今年1月にアルゼンチン人のリカルド・ガレカ監督が就任したチリ代表は、アルバニア、フランスとの国際親善試合を戦う。
そうしたなか、ある選手が招集外になったことが話題になっている。ビジャレアルからシェフィールド・ユナイテッドへレンタル中のベン・ブレルトン・ディアスだ。
24歳の彼は英国生まれで、イングランドU-20代表でもあったが、2021年に両親のルーツがあるチリ代表に鞍替え。2021年のコパ・アメリカに出場するなど、これまで27試合7ゴールを決めていた。
『BBC』によれば、ガレカ新監督は、ディアスを呼ばなかった理由をこう説明したそう。
「彼にはスペイン語を勉強して欲しい。それは大事なことだと思う。彼は2年前のコパ・アメリカで招集された。スペイン語を学ぶ時間は十分にあった。
彼に対して個人的に伝えたのは、スペイン語を話して欲しいということ。それはコミュニケーションに不可欠だと思う。チームメイトや私、コーチングスタッフ、メディアの人間とのコミュニケーションだ」
66歳のガレカ監督は、ディアスがチリ代表でのプレーに本気ならばスペイン語を学ぶはずだとも述べていたそう。
『BBC』によると、ディアスがチリ代表でプレーする資格があることはサッカーゲーム『Football Manager』で発見されたそうで、コパ・アメリカ以降はチリで国民的ヒーローになっていたとのこと。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」