13日にセレッソ大阪への加入が発表されたインドネシア代表DFジャスティン・ハブナー。
オランダで生まれてウィレムIIやデン・ボスのアカデミーで育ち、16歳でイギリスに渡ってウォルヴァーハンプトンに加入したという経歴を持っている左利きの選手だ。
センターバックを本職としているが中盤のディフェンシブなポジションもこなすことができ、187cmという大柄な身長を持ちながらユーティリティ性も備えている。
昨年12月にはオランダから父親の祖国であるインドネシアに国籍を変え、今年行なわれたアジアカップにも出場していた。
そして今回シーズン終了までの期限付き移籍でウォルヴァーハンプトンからセレッソ大阪へと加入することになった。
この取引について、ウォルヴァーハンプトンのマネージャーを務めているスティーヴ・デイヴィス氏はクラブ公式サイトで以下のように語っている。
「我々はジャスティンのローン移籍先を探していた。それは今年夏に向けてのものだったが、その機会がやってきた。
セレッソ大阪は最終ラインのキープレーヤーの一人が負傷したため、センターバックを探していたんだ。ジャスティンはアジア市場においてインドネシアとの繋がりがあるので、これがいいことになると感じた。
J1リーグのサッカーのスタイルはとてもレベルが高いし、彼にとっては非常にいい挑戦になるだろう。彼が成長するにあたってこれはいい一歩になると感じている。
U-21チームでは非常にいいプレーをしていた選手だし、いいシーズンを送っていた。ただ彼には挑戦が必要だったし、Jリーグが彼に必要なステップを与えてくれるだろう」
ハブナーは今季プレミアリーグでの出場は1回もないが、リザーブの大会に当たるプレミアリーグ2ではキャプテンマークを巻いて12試合でプレーしている。
センターバックのみならず左サイドバックとしても出場し、これまで4ゴールを記録してきた。