イングランド代表は19日にマンチェスター・ユナイテッドMFコビー・メイヌーを追加招集したと発表した。
2005年生まれの18歳である彼は、当初、U-21代表に呼ばれていたが、ギャレス・サウスゲイト監督がA代表に引き上げた。
メイヌーはユナイテッドのトップチームでレギュラーを掴み取るなど今季ブレイク中の逸材。生まれは英国ながらガーナにもルーツを持っている。
先日行われたリヴァプールとのFAカップでは遠藤航とも対戦。『The Athletic』では、「31歳の遠藤は日本代表のキャプテンを務め、ベテランの自覚と経験を持っている。彼がメイヌーにプレッシャーをかけようとした時…」として、2人が対峙したシーンを紹介。普通ならポゼッションを失うような場面でメイヌーは遠藤の守備を回避したとして巧みなプレーを解説していた。
彼は主に守備的MFとしてプレーしているが、6歳当時から圧倒的なスピードも持っていたそう。サウスゲイト監督は「素晴らしくやっているね。彼が必ずしも守備的MFになるのかは分からない。かなりプログレッシブな選手だ」と2月の時点で話していた。
本人は「まだ実感が湧いていませんが、とても興奮しています。(家族は)全員大騒ぎしていますよ」と初招集への喜びを口にしている。