日本代表DF町田浩樹が所属するベルギー1部のユニオン・サン=ジロワーズは、レギュラーシーズンを1位で終え、優勝を目指してプレーオフの戦いに臨む。

そうしたなか、『Le Soir』は、こう伝えていた。

「確かに、ユニオン経営陣はタイトル獲得を義務とはしてこなかったし、強豪のような予算もない。とはいえ、またもタイトルなしに終わるのは非常につらい。

トロフィーの棚を増やす絶好のチャンスに恵まれた選手たちにとっても。そしてファンにとっても、本間至恩がスタジアムを耳が痛いほどの静寂に陥れた2023年6月4日の記憶を払拭したいはずだ。

プレーオフ開幕にあたり、ユニオンはこのようなシナリオが二度と起こらないよう、すべてのカードを手元に用意している」

昨季のプレーオフ最終戦、ユニオンは優勝をほぼ掴みかけていたはずのクルブ・ブルッヘ戦に1-3の逆転負け。本間至恩はわずか2分の出場で1ゴール1アシストの大暴れを見せ、ユニオンを絶望させた(優勝したのはアントワープ)。1年越しであのトラウマを消し去りたいという思いがあるようだ。

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なお、クルブ・ブルッヘはレギュラーシーズン4位だったため、今年もプレーオフでユニオンと対戦する。

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