久保建英が所属しているラ・リーガのレアル・ソシエダは、5月29日に日本の国立競技場で東京ヴェルディとの親善試合を行うと発表した。
これはレアル・ソシエダがパートナーシップを結んでいる日本企業のヤスダグループによる支援のもとで行なわれるとのことで、クラブが展開しているアジア戦略の一環であるという。
🇯🇵 ラ・レアルが日本へ!✈️
⚽️ 5月29日(水)に東京でレアル・ソシエダは @TokyoVerdySTAFF と親善試合を行います
Laster arte!
Nos vemos pronto! pic.twitter.com/iVwOAIa0gl
— レアル・ソシエダ 🇯🇵 (@RealSociedad_JP) April 10, 2024
ただ、5月29日という日程が現地では話題になっているようだ。
レアル・ソシエダが戦っているラ・リーガの最終節は5月26日に開催される予定となっており、地球の反対側にあたる日本での親善試合はそれからわずか3日後に行なわれる。
そのためレアル・ソシエダのトップチームはラ・リーガの試合終了後すぐに移動しなければならず、かなり厳しいスケジュールになる。
しかもラ・リーガの終盤はレアル・ソシエダにとって5シーズン連続となる欧州のコンペティション出場をかけた戦いであり、クラブにとっても歴史上初となる快挙を目指す重要なもの。
さらにこの夏には6月末からのEURO2024、7月半ばからのパリ五輪の開催を控えているため、そこに出場する選手はかなりハードなスケジュールを過ごす。
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加えて6月にはミケル・メリノが結婚式を行うため、そこに出席する選手はスペインへと戻らなければならない。
レアル・ソシエダの下部組織には森田温斗など複数の日本人選手が所属しており、クラブは今後も積極的に日本との関係を深めていく方針を固め、アジアエリアでのブランドの拡大を目指しているとのこと。