先週末に行なわれたヴォルフスブルク戦でゴールを決めたボルシアMGの板倉滉。ブンデスリーガでは通算3点目であるが、足でのシュートでは初めてのものだったという(動画26秒~)。
前半を0-1のビハインドで終えたあと、後半開始直後にこのゴールが決まって追いつくことに成功。さらにその後ボルシアMGは2点を追加し、1-3で逆転勝利をあげた。
そして板倉滉は所属しているボルシアMGの公式サイトでインタビューに応えており、ゴールの場面や試合を振り返っていた。
「(ヴォルフスブルク戦の勝利について)僕たちにとってとても大事な白星だった。終了後はすごく嬉しかった。アウェイゲームでなかなか勝てなかったし、しばらく勝点3を獲得できていなかった。
自分がゴールを決められたことも嬉しかった。ハーフタイムのときにはビハインドだったから、同点ゴールでチームを助けられた。
前半は多くのクロスを入れることができていたけど、チャンスを逃していた。なのでペナルティーエリアの外から仕掛けてみることにした。少しスペースがあったので蹴り込んだだけだったけど、運良く相手に当たったよ」
「(このシュートは時速113kmで、今季のブンデスリーガでは最速だった)本当に?!知らなかったよ。たまたまうまくボールに当たっただけだけど、こんなに強いシュートがあることがわかって嬉しいね(笑)。今後も同じような場所から打てるチャンスがあれば、挑戦してみようと思うよ。
(この試合では5バックと2枚のボランチのフォーメーションだった。守備的MFで先発したのは今季初だったね)このところ失点が多かったし、守備の強化に集中することが重要だった。調子を維持してボールを取り戻せば、カウンターや切り替えを成功させることができる。それがヴォルフスブルク戦ではうまくいったと思う。
センターバックを長くやっていると、ボランチでのプレーに慣れるまでに時間がかかるものだけど、ヴォルフスブルク戦で何をやらなければならないかという点についてはよく理解できていた。
ユリアン・ヴァイグルと連携して中盤の守備を安定させること。それをしっかりやれるように集中して、センターバックやフォワードをサポートする。それがうまくいったんだ」
自身のシュートが113kmという今季のブンデスリーガ最速記録だったということに驚いていたようで、板倉滉は「たまたまうまくボールに当たった」と振り返っていた。
また今季初のボランチでの出場という点については、とにかく守備の面を強化するという目標がはっきりしていたためすぐに適応できたとのことだ。