5部リーグ所属のラシュデンは1998-99シーズンのFAカップ4回戦で、当時プレミアリーグに所属していたリーズ・ユナイテッドと対戦した。プレミアやUEFAのコンペティションで旋風を起こし“ヤング・リーズ”と恐れられていた、あのチームだ。
1999年1月2日にラシュデンのホームで行われた試合は圧倒的不利という下馬評を覆し、なんと0-0で引き分けている。勝利ではないが、当時のリーズとラシュデンの力量差を考えれば、この結果は正しく快挙だった。
ちなみのこの試合での観客数は6,431人(キャパシティは6,441人!)。これはクラブ史上最多であり、現在までこの記録は破られていない。
歴史的な引き分けから11日後の1月13日。FAカップのルールにより、両者はリーズの本拠地エランド・ロードで再試合を行う。その試合はなんとラシュデンが先制に成功し、またも人々を驚かせた。
最終的にはアラン・スミス(2得点)とジミー・フロイド・ハッセルバインクのゴールにより、地力に勝るリーズが3-1で逆転勝利となったが、プレミアの強豪と再試合に持ち込んだ5部クラブの健闘は大きな話題を呼び、そして称賛された。
なお、この再試合では約3,000人ものラシュデンサポーターがエランド・ロードに押しかけたという。
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Dr. Martens社がロゴマークの使用を許可したことで、よりオリジナルに近づけることが出来たという今回の復刻版。
98-99モデルはファンの復刻希望リクエストが最も多かったユニフォームとのことで、ラシュデンのサポーターにとっては文字通り待望の“再登場”となった。
2つの復刻ユニフォームは限定生産品となり、5月5日までクラブのオンラインストアで予約を受け付け中。細かな金額は不明だが、売り上げの一部はクラブの活動資金に充てられるという。
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