4位:スタン・クロエンケ

クラブ:アーセナル

総資産:129億ドル(およそ1兆9500億円)

アーセナルのオーナーであるアメリカ人実業家のスタン・クロエンケ氏。ウォルマートの創業家の娘であるアン・ウォルトンと結婚したことを皮切りに、その関係を活かして不動産開発で大きな成功を収めた。

1995年にセントルイス・ラムズの株式を買収して副会長となり、1999年にはクロエンケ・スポーツ&エンターテインメントという会社を設立してスポーツビジネスに本格進出。NFLやNBAなどを中心に投資し、2003年にはフィリップ・アンシュッツからコロラド・ラピッズを買収してサッカーにも手を伸ばした。

そして2007年にはアーセナルの株式を取得し、2011年には過半数の買収を完了。現在ではクロエンケ・スポーツ&エンターテインメントが90%以上を保有しているほか、エミレーツ・スタジアムの管理権も持っている。

近年はeスポーツへの投資を積極的に行っており、ロサンゼルス・グラディエーターズ(オーバーウォッチ)やロサンゼルス・ゲリラズ(コール・オブ・デューティ)というチームを設立した。