3位:アンドレア・アニェッリ

クラブ:ユヴェントス

総資産:191億ドル(およそ2兆9000億円)

ユヴェントスを保有しているアニェッリ家。イタリアを代表する自動車メーカー「FIAT」のCEOを務めたウンベルト・アニェッリの息子で、自身も自動車やバイクの会社でキャリアを重ねた。

アニェッリ家は1920年代からユヴェントスのオーナーを務めていたが、1960年代にその歴史は途切れた。しかし2010年にアンドレアが会長に選出され、48年ぶりにその伝統が復活した。

アンドレアはクラブの近代化を進め、ユヴェントス・スタジアムのオープンやミュージアム、練習場、U-23の創設、エンブレムの変更、女子チームの設立など様々な事業を行った。

ただ、ユヴェントスの違法な会計に関わったとして2023年にサッカー界での職務停止処分を受けており、現在は会長を退いている。