15日に開幕したU23アジアカップ。日本でも『DAZN』で放送されており、パリ五輪への出場権がかかる重要な大会だ。

16日には日本代表が初戦で中国との試合を行う予定となっており、グループステージ突破に向けて、五輪出場権を獲得できる3位以内を目指す。

対戦相手である中国はこのU23アジアカップでこれまで1勝11敗という難しい結果となっており、まだ自国開催以外で勝点を獲得したことがない。

ただ今回はその相性の悪さを払拭しようと中東で長く合宿を行っており、クラブの協力もあって国内トップレベルの選手を招集できているという評価も。

その中で『微博』では日本との対戦に向けて以下のように書いているようだ。

「中国のU-23代表にとって、このU23アジアカップのグループステージ突破は地獄レベルの難しさであり、準々決勝進出の望みは贅沢過ぎるものだ。組み合わせも悪く、楽観的になることは難しい。

16日の日本代表戦。アジアのトップレベルの相手と対戦するのは厳しいことだが、日本の大岩監督は『パリ五輪の出場権を獲得すれば大会は成功とみなせる』と話した。

日本の目標は優勝であるはずだが、ここまで大胆に目標を下げたのは意外なことだ。彼らには強力な主力の選手がたくさんいるが、クラブによって招集を拒否され、深刻なダメージがもたらされた。

さらにJリーグのクラブでも各3人までしか招集できないというルールがあり、大岩監督はその点で非常に無力である。彼は様々なクラブと話し合うために訪問を続けたそうだが、それもムダだったという。まさに悲惨である。

それでもこの『1.5軍』の日本には多くの良い選手がいる。ベンフィカBの小久保玲央ブライアン、町田の平河悠と藤尾翔太、デュッセルドルフの内野貴史、ブレーメンの佐藤恵允。主役は欧州でプレーする山本理仁や藤田譲瑠チマなどだ。

大岩監督の指導スタイルとチーム構成を見れば、中盤が最も重要だ。山田楓喜、佐藤恵允、山本理仁は能力が高く、フル代表でも活躍できるだろう。

ただ誰もが知っている日本代表の伝統的なスタイルとは違い、スピードと効率性が彼らの重要視するポイントだ。特に山本理仁や山田楓喜はクラブでもこのような戦略に慣れており、もはやボール支配率は追求していない。

しかしながら、日本代表はコンパクトに引いて守られることを比較的恐れている。9番の点取り屋が人材不足であることは彼らにとって長年の問題であり、これまでの対戦でも同じ欠点が露呈していた。

中国は『比較的抑制された』形を維持することができる。5-4-1で守りを固め、タイトに守り、カウンターを得意とする選手がたくさんいる。急所を攻撃することで相手を倒すことができる。それが勝利への道だ。

確実に負けるパターンは、先回りして試合のペースをつかもうとすることだ。どんなカテゴリーでも、中国は日本に対してアドバンテージを得られなかった。その点は正しい理解を持たなければならない」

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大岩監督が各クラブを訪問したにもかかわらずあまり協力を得られず、満足なメンバーを選ぶことができなかった…とのことで、それは深刻なダメージだと伝えている。

また戦術面においてはセンターフォワードが不足していると分析しており、引いて守ってカウンターを徹底すれば中国が勝てるチャンスがあるという。

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