17日に今シーズン限りでの現役引退を発表した長谷部誠。

レジェンドとなったアイントラハト・フランクフルトはもちろんのこと、日本代表でも長くキャプテンを務めた40歳だけに、日本サッカー界からも感謝の言葉などが多く寄せられている。

18日には、今年3月に日本サッカー協会(JFA)会長に就任したばかりの宮本恒靖氏もJFAを通じてコメントを出した、

「浦和レッズでプレーしていた頃、中盤からドリブルで持ち上がって前線で得点に絡むプレーを数多くしていたことが強く印象に残っています。そこから22年にわたり、プロサッカー選手としてのキャリアを積み重ねていく中で、監督が求める戦術などに応じて、自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有(けう)な選手だと思います。ブラジルで行われたワールドカップの前、テレビ番組の収録で日本代表のキャプテンについて話したことを覚えています。実際に体験した同士だからこそ分かり合えるものがあったと感じています。

今後は指導者としてキャリアを極めていくと聞いていますので、ピッチで培ってきたさまざまな経験を生かしつつドイツでの成功につなげてもらいたいと期待していますし、日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しいと思っています。長い間お疲れさまでした」

2010年~2018年のワールドカップでキャプテンを務めた長谷部。宮本氏も2002年と2006年のワールドカップでキャプテンマークを巻いており、同じ立場を経験したからこそ通じ合える部分があったようだ。

また、しばらくはドイツで指導者としてのキャリアを積む長谷部に対し、「日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しいと思っています」とその経験を日本にも伝えてくれることを期待していた。

引退後に太ってしまったレジェンドスターとその姿

もしかしたら将来、宮本会長のもと、長谷部氏が日本代表監督を務める…といったこともあるかもしれない。

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