パリ五輪予選のU23アジアカップ、ベスト4は日本、インドネシア、ウズベキスタン、イラクに決まった。
東アジア、東南アジア、中央アジア、中東からそれぞれ1チームという、アジア全体の底上げを感じさせる顔ぶれ。3位以上が五輪の出場権を手にし、4位は5月9日にアフリカ4位のギニアとのプレーオフを戦う。
パリ五輪の男子サッカーの組み合わせはすでに決まっており、以下の通りとなっている。
■グループA
フランス
アメリカ
アジア・アフリカのプレーオフ勝者
ニュージーランド
■グループB
アルゼンチン
モロッコ
アジア3位
ウクライナ
■グループC
アジア2位
スペイン
エジプト
ドミニカ共和国
■グループD
アジア1位
パラグアイ
マリ
イスラエル
アジアの振り分けは当初、前回の東京五輪の成績とされていた。そのため、東京五輪4位の日本が出場権を獲得すれば必然的にグループDに入ることになっていた。
しかし日本サッカー協会(JFA)によるとアジアサッカー連盟(AFC)からこのほど通達があり、日本以外の3か国が東京五輪に出場していないこともあってか、振り分けは今回のU23アジアカップの成績によって決まる見通しだという。
つまり、日本が優勝すれば従来通りグループDだが、準優勝ならグループC、3位ならグループB、そしてプレーオフからの出場ならグループAに入ることになりそうだ。
仮に準優勝となれば、2012年のロンドン五輪と同じく初戦でスペインと対戦することに。あの時は大津祐樹のゴールで日本が勝利したが、東京五輪では準決勝で対戦し、延長戦の末に敗れた相手。できれば避けたいところだろうか。
とはいえ、まずは出場権の確保が最優先。U-23日本代表の準決勝イラク戦は、日本時間30日(火)2:30から行われる。