8大会連続でオリンピック出場を決めたU-23日本代表。注目は3人まで認められるオーバーエイジ選手が誰になるのかだ。

そうしたなか、元日本代表DF槙野智章は、『ABEMAスポーツタイム』でパリ五輪で必要なオーバーエイジ3人を指名。板倉滉や冨安健洋も考えたとしつつ、指名したのはDF橋岡大樹、MF守田英正、FW上田綺世だった。

「ディフェンス、中盤、フォワードの3人にしました。

(浦和レッズで)橋岡とは長く一緒にプレーしましたけど、センターバック、サイド(バック)とどのポジションもできるんですね。

あとは、今の日本代表は若いチームなんですけど、足りないのは熱量。ピッチ上での熱量や盛り上げ役だとか、間に入るスタッフとか後輩たちとのパイプ役になるようなコミュニケーション能力が高いので、橋岡はかなり使えます。W杯とか五輪に出てないので、出たい気持ちが誰よりも強い(※)。そういう引っ張ってくれるところもあるのかなと思います。

中盤は守田選手。遠藤(航)選手とかもいるんですけど、遠藤選手はかなり厳しい難しいシーズンだったので、一回休みましょう。頭もクールにしましょう。守田選手はパスのつなぎ役もそうですし、日本代表のW杯での経験値も高いので、めちゃくちゃ使えるんじゃないかなと思います。藤田譲瑠チマ選手もいますけど、共存できます。守田選手が入ることでかなり上手く回ると思います。

上田選手は今の五輪選手たちにない高さの武器、キープ力、決定力を持っています。そこはかなりいいんじゃないかなとこの3人を選ばさせていただきました。

橋岡が博打だと思います、正直。どうなるか分からないです。ただ、いいほうに転がると思っている。だって、一番最初にサッカーはどうやったらうまくなるんですかって僕に聞いてこなかったんです。どうやったらテレビに出られますかって聞いてきたんです。こういう男ですよ!それがいいんです!」

槙野は直の後輩である橋岡だけ呼び捨てにしていたが、選手としてユーティリティ性だけでなく、キャラクターも買っているようだ。

日本五輪代表、「オーバーエイジで招集された12名の選手」

ただ、橋岡は2021年の東京五輪に出場し、実際にプレーもしている。

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