アジア各地で行われた2026年ワールドカップ・二次予選最終節。
11日には、石井正忠監督のタイと小倉勉監督のシンガポールが激突した(小倉監督は新型コロナウイルス陽性のために試合欠場)。
試合はホームのタイが3-1で勝利。グループCのもうひと試合は韓国が中国を1-0で下した。
すでに韓国の三次予選進出、シンガポールの敗退が決まっていたが、最終節を終えて中国とタイは勝点8で並んだ。さらに、両国は得失点差(0)も総得点(9)も同じ。そのため、当該チーム同士の対戦成績で上回った中国の突破が決まった(中国の1勝1分)。
『Thairath』によれば、石井監督はシンガポール戦後にこう述べていたそう。
「突破できなかったことは悔しいし、がっかりしている。選手たちはベストを尽くしてくれた。中国戦で勝点3をとれなかったのは自分に大きな責任がある。それが影響した」
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また、ベルギーのルーヴェンに所属するタイ代表FWスファナート・ムアンタはこう話していたという。
「次のラウンドに進めなかったことに落ち込んでいる。全てのサッカーファンとタイ国民に謝罪しなければいけない。
(ベルギーでプレーしていないことは自身に影響したか)個人的にはプレーできなかったとしても、練習に行くことで成長できる。
でも、この試合では僕に多くのチャンスがあったのに決められなかった。皆さんにお詫びする」
北海道コンサドーレ札幌に所属するスパチョーク・サラチャートの弟でもある21歳の彼は、今季ルーヴェンで16試合に出場したが、プレータイムは476分ほどだった。