現在36歳となったリオネル・メッシ。ヨーロッパを離れてアメリカ・メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミへと移籍したが、まだアルゼンチン代表でもプレーを続けるなど第一線で活躍している。

この夏にはコパ・アメリカ2024にも出場して連覇を狙う予定となっており、キャリアの晩年であることを感じさせないシーズンを過ごしている。

『Guardian』によれば、そのリオネル・メッシが今回『ESPN』のインタビューに応え、アメリカで現役を引退する予定であることを明かしたという。

「インテル・マイアミは僕にとって最後のクラブになるだろう。サッカーをするのが大好きだ。残された時間はどんどん少なくなっているからこそ、すべてをより楽しむことができる。

サッカーを辞める準備はできていないよ。生涯ずっとやってきたことだし、それが好きだし、トレーニングも、日々の準備も、試合も、すべて楽しんでいる。それがすべて終わってしまうのではないかという不安は常に抱えているよ。

ワールドカップで優勝したことは、物事を別の角度から見る上で大いに役立っている。ただ、それについてはあまり考えないようにしているんだ。ただ楽しもうとしている。

残り時間があまりないことは分かっているから、さらにそうだよ。クラブで楽しい時間を過ごせているし、良いチームメイトや友人に恵まれている」

2023年に加入したインテル・マイアミは、メッシ以前にはMLSでも下位に沈んでいる弱小のチームであったが、彼が加わってからは優勝争いに絡む強豪に変貌している。

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メッシ自身も今季12試合で12ゴール9アシストと好調なパフォーマンスを見せており、ルイス・スアレスらとともにリーグ最高の攻撃陣を構成している。

アメリカでのプレーが最後になると語ったメッシ。これからしばらく続くであろう彼の「ラスト・ダンス」は見逃せないものになりそうだ。

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