様々なメディアで見かける大久保嘉人。10年前はJ1の川崎フロンターレに所属していた。
当時の大久保はJリーグでゴールを量産しており、3年連続で得点王を獲得。
2014年のブラジルW杯では、アルベルト・ザッケローニ率いる日本代表にサプライズ選出され、大きな話題となった。
そんな大久保の10年前の姿を紹介する。
大久保の10年前
10年前の大久保は32歳。川崎フロンターレで、主力選手として活躍を続けていた。
当時の代表監督ザッケローニは、海外組を中心に選手を招集しており、大久保は完全に構想外。
Jで結果を出していても、代表には呼ばれない。大久保自身、2度目のW杯への希望は捨てていなかったが、諦める覚悟はできていた。
しかしザッケローニは、W杯のメンバーに大久保をサプライズ選出。構想外の大久保を呼ばざるを得ない状況になった結果だった。
W杯直前の親善試合でゴールをあげ、本戦での活躍が期待された大久保。出場機会は与えられたが、思うような活躍はできず、日本は2敗1分で予選敗退した。
期待通りのプレーはできなかったものの、大久保は「Jリーグで活躍すれば日本代表になれる」ことを証明したのである。
海外の選手が注目される中、大久保の存在が当時の国内選手に希望を与えたと言っても過言ではない。