かつてトッテナム・ホットスパーでプレーしていたアルジェリア代表MFナビル・ベンタレブが、オフシーズンに心臓発作を起こしていたとのこと。
現在リールに所属しているベンタレブは、6月18日にクラブから「体調不良で入院することになった」と公式発表されていた。
その病気の内容については「プライバシー保護のため」明かされておらず、命に別状はないことだけが説明されていた。
一部のメディアはその際に「心臓発作という情報もあるが正しくはわからない」と伝えていたものの、今回『RMC』の報道によって「現役引退のリスクがある」とレポートされた。
記事によれば、事故は6月18日にベンタレブが参加した5人制サッカーの会場で起こったとのこと。
ベンタレブはそのプレー中に昏倒してしまい、心臓が一時停止する状況になったという。
その場にいた友人たちによる心臓マッサージや除細動器(AED)での治療が行われた末に鼓動は回復したものの、リール大学病院に運ばれたあとで埋込み型のペースメーカーを装備するための手術を受けなければならなかったとのこと。
現状命に別状はないものの、彼は昨年リールに加入した際も心臓に特徴的な炎症が発見されており、プレーの可否に関して協会やクラブで議論になっていた。
29歳になっているベンタレブに対しては今後フランスサッカー連盟のメディカル委員会が引退の勧告を行う可能性が高いとのことだ。