EURO2024の準々決勝に進出したポルトガル代表。
39歳のクリスティアーノ・ロナウドはスロベニアとの決勝トーナメント1回戦でPKを失敗すると試合中にもかかわらず号泣する様子が話題になった。その後、ロナウドはPK戦でしっかりゴールネットを揺らすと、手を合わせてファンたちに謝意を示していた。
元アーセナルDFマーティン・キーオンは「彼は国家の重責を担っている」とその気持ちを代弁していた。
そうしたなか、元ドイツ代表ディートマー・ハマンの発言が話題になっている。『RTE』で、ロナウドの涙についてこう述べていたのだ。
「彼はチームに対する責任がある。キャプテンだ。もし、もはやチームを助けられないと感じたなら、『自分を交代してくれ』と監督に伝えるべきだ。
これは最も恥ずかしいことであり、これまで見てきたなかで最も馬鹿げた決断だ…。こんなものは見たことがない。
彼はお手本であり、多くの子供たちが彼のようになりたがっている。失敗するも試合の一部だ。
彼があのリアクションで何を伝えたかったのか分からない。彼がやったことは全くもって恥ずかしいことだ。なぜなら、チームスポーツだからね。まだ試合中だったし、0-0だった。
試合後に泣けばよかった。彼にはチーム、スタッフ、ファン、国への責任がある。彼は自分のことしか考えていない」
感情的になりすぎており、試合中に見せるリアクションではなかったと感じているようだ。
50歳のハマンは、バイエルン、リヴァプール、マンチェスター・シティなどでプレーし、EUROとワールドカップにそれぞれ2大会出場した経験を持つ。