かつてなでしこジャパンの日本女子代表をキャプテンとして統率した澤穂希さん。
7歳の長女を持つ母親になった澤さんは、テレビ朝日の『夫が寝たあとに』で藤本美貴さん、横澤夏子さんと共演した。
「ママになって変わったこと」を聞かれた澤さんは、ミキティこと藤本さんとこんな話をしていた。
澤「サッカー選手時代に自分なりに忍耐力を培ったなと思ったんですけど。母親になって、喜怒哀楽の怒が自分にこんなにあるんだって気付かされました」
藤本「でも、サッカー選手時代にも怒はないですか?」
澤「ありましたよ、丸山桂里奈とか、本当に怒られる要素がいっぱいあったから、マジのガチで怒ってたんですよ(笑)それ以上に自分の子供になると、もっと見せたことがない、自分がこんな怒を持ってるんだっていうくらい…」
藤本「サッカーでキャプテンとしてまとめている時とは違うんですか?」
澤「全然(違う)。対大人だったら言ったら分かるじゃないですか、子供って言っても分かり切らないこともあるからそういう時は結構…。分かったって聞いて、分かったって答えるけど、じゃぁ何が分かったか説明して?って。適当にうん、うんって言ってるのが分かるから。うん、で?それで?それだけじゃないのね?って(問い詰める)。そうやらないと曖昧になっちゃうから、ちゃんと言わせる。」
藤本「すごーい!怒ってるんだ。怒鳴る時もあるんですか?」
澤「本当に言うこと聞かない時はあります。(具体的には)何かをやりなさいって約束したことを後で!って言ってやらなかった時とか。やれないならやれないって言ってくれたほうが(いい)。だから、ちゃんとやるやるって言ってやらなかった時とかは、なんでって。口が生意気な時とかはいらっとしたりしますよ。結局、子供が寝た後になんでこんなに言いすぎちゃったんだろうとか。別にこんな怒ることなかったよね、ちょっと言い方があったよなって、すごい自己嫌悪で反省の毎日です」
子供を叱りすぎて反省することもあるという澤さんの話を聞いた横澤夏子さんは「日本をまとめていた方がそう思うって、やっぱり子育てって難しいんだってすごい思いますね」と大いに共感していた。
澤さんも「正解がないから難しい」と話していたが、3人の子供を持つ藤本さんは、反省はしないと決めているそうで、「ママだってムカつく時あるって直接言います、イライラしている理由も伝える」とのこと。