EURO2024の開催国であるドイツ。5日に行われたスペインとの準々決勝で延長戦の末に1-2で敗れて敗退が決まった。

後半終了間際に同点に追いついたが、延長戦終了寸前に決勝ゴールを奪われて万事休す…。

大会後の現役引退を宣言していたドイツ代表トニ・クロースはこれが現役ラストマッチになった。

そのクロースは試合後にこう述べていた。

「 (キャリアで最も残酷な試合だったか)そうは言えないね。でももちろん、負けまいと全力を尽くした試合だった。あと一歩だった。

(キャリア最後の試合後の感情について)現時点では、正直なところ、(自分の引退よりも)大会敗退のほうが大きい。というのも、皆、成し遂げたい大きな目標を掲げていたから。全員が抱いていたこの夢は打ち砕かれた。数日後には、いい試合をしたと実感できるだろう。でも、今日はあと少しで次のラウンドに進めた、それは非常に苦しいことだ。

(代表復帰の意義について) 前(ラウンド16で敗退したEURO2020)よりも1つ上に行けたのだから、みんな誇りに思うことができると思う。ドイツサッカーが進歩して向上していくという希望を、少なくとも野心を、再び持つことができるように少しでも手助けができたことを嬉しく思う。そして、将来チームがそれを達成することも確信している。とはいえ、今日はとても悲しい。当然ながら、もう少し長くここにいたかったからね」

ユリアン・ナーゲルスマン監督によれば、試合後にはヨシュア・キミッヒがクロースに感謝の言葉を伝えたという。

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そのうえで、指揮官は「彼は間違いなくドイツで最も偉大な選手のひとり」と讃えていた。

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