Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。
ドクロのエンブレムに、独特な雰囲気を持つホームスタジアム。
かつて宮市亮も所属したザンクトパウリが1部に帰ってきた。
ドイツでも有数の人気クラブの1部復帰に、胸を高鳴らせるブンデスリーガファンの方も多いのではないだろうか。
そんなザンクトパウリが前回1部に在籍した10/11シーズン、当時はどんな選手が所属していたのか、懐かしの中心選手3人を紹介していく。
ゲラルド・アサモア
生年月日:1978年10月3日
ザンクトパウリ所属:2010~2011
ザンクトパウリでのリーグ成績:27試合6ゴール
シャルケのレジェンドであるゲラルド・アサモアは、長年在籍した愛するクラブを離れ、昇格組のザンクトパウリに加入。
後半戦からはキャプテンマークを巻き、ハンブルクダービーでは決勝ゴールを決めるなど、キーマンとして活躍。
共にチームトップとなる6ゴール・6アシストを記録した。
カルロス・ザンブラーノ
生年月日:1989年7月10日
ザンクトパウリ所属:2010~2012
ザンクトパウリでのリーグ成績:31試合1ゴール
アサモアと同じくシャルケから加入したカルロス・ザンブラーノが、ブレイクするきっかけになったのはザンクトパウリだった。
シャルケに引き抜かれた際、"ルッシオの再来"と持て囃された当時の逸材は、南米のディフェンダーらしいハードなチャージを武器に、開幕戦からレギュラーに。
その後フランクフルトへと移籍したペルー代表は、乾貴士らと共にチームのヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献する。
マックス・クルーゼ
生年月日:1988年3月19日
ザンクトパウリ所属:2009~2012
ザンクトパウリでのリーグ成績:100試合22ゴール
ブンデスリーガ通算97ゴール、ブレーメン時代には大迫勇也のコンビを組み、東京五輪にも出場した万能FWも、若手時代はザンクトパウリで修行を積んだ1人だ。
1部でチーム最多の6アシストを挙げ自信を手にすると、降格した翌シーズンもチームに留まり、2部で13ゴールをマーク。
その活躍が認められ、シュトライヒ監督が率いるフライブルクに引き抜かれた。
ライター:ロイすん
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