かつて日本代表をキャプテンとして牽引した吉田麻也。8月の誕生日で36歳になるが、現在所属するMLSのLAギャラクシーでもキャプテンを任されている。

彼はTokyo FMの『吉田麻也の切り替えて行こう!』でこんな話をしていた。

「年齢が上がると、自分の頭のなかでは凄いプレーができるんだけど、実際の身体がついてこなくて、頭と身体のギャップで怪我をするのはよくあることだと思います。

怪我が多い選手はそこのリンクがうまくいっていない事が多いんじゃないかなと。

だから、僕は常に脳と身体のリンクをしっかりさせるのは意識しているし、自分のなかでこれ以上やったらまずいなとか、ここはちょっと張っているかもっていうのを毎日のルーチンのなかで敏感にとらえるようにしていて。

それは自分の身体のケアをする時に“ながら”でやらずに、ちゃんと自分の身体と向き合いながらケアをするのが凄い大事で。

だから、マッサージとかをしてもらう時も、今の若い選手って携帯を触りながらしてもらうんですけど、僕は携帯を触らずに(身体の)触られているところがどう感じているかを意識しながら、マッサージを受けるようにしている。

あとは、もちろん、当たり前ですけど、トレーナーさんへのリスペクトも大事かなと思いますね。だから、若い選手には携帯を触るなと言いたいですね」

頭と身体を常にリンクさせることを意識しているとか。

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マッサージ中もそれを意識しているようで、スマホを手放さない若手たちの態度には思うところがあるようだ。

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