レアル・マドリー・カスティージャからスペイン3部アモレビエタへのローン移籍が決まった中井卓大。

昨季は3部ラージョ・マハダオンダに貸し出されたものの、550分ほどしかプレーできず。ただ、今季は出番が増えるかもしれない。

今季、アモレビエタの新監督に就任したのは、元スペイン代表フレン・ゲレーロ氏。

50歳の同氏は、「バスクの貴公子」と呼ばれ、アスレティック・ビルバオ一筋でプレーした名MFだった。

そのフレン・ゲレーロ監督には20歳の息子フレン・ホン・ゲレーロがいる。彼は中井と同じ20歳で、同じようにレアルの下部組織で育成されてきた(今年1月にアラベスに移籍)。

『Okdiario』は、ゲレーロ監督が中井の獲得に至った背景についてこう伝えている。

「ピピこと中井はゲレーロの監督の心を掴み、新シーズンに向けたプロジェクトのなかで真っ先に採用された。ゲレーロ監督は息子も所属していたレアルのユース年代にいるタレントたちをよく知っている。そのため、彼はスキルフルなプレーメイカーである中井の獲得を急いだ」

フレン・ゲレーロ監督はこれまでスペインのユース代表の監督などを務めてきたが、クラブのトップチームを指揮するのは初めてのこと。アモレビエタでのプロジェクトにうってつけの人材として中井に目をつけたようだ。

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中井は10月で21歳になるが、飛躍のシーズンになることに期待したい。

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