久保建英が所属するレアル・ソシエダは、日本のヤスダグループが胸スポンサーを務めている関係もあり、今夏のプレシーズンに再来日する。
そうしたなか、久保のリヴァプール移籍が迫っていると一部メディアが報じた。
現地紙『Liverpool Echo』は、「リヴァプールが久保獲得に迫っているという報道についてのファクトチェックを行った」とこの移籍話を取り上げている。
「久保は自分の将来を整理するために猶予期間を与えられている。
日本ではリヴァプールがレアル・ソシエダの久保獲得に迫っていると報じられている。
弊紙はこの報道が的外れなものだと理解しているが、クラブは絶好のチャンスを与えられた。
アンフィールドからはこのアタッカー(久保)がアルネ・スロット新監督の最初の補強選手になるという兆候はない。だが、モハメド・サラーの将来的後継者が必要なのは明らかだ。
リヴァプールがこの23歳(久保)を本当に追い求めるならば、アプローチするための時間的猶予が与えられたことになる。
久保はこの夏、スペインから移籍する可能性があると言われており、リヴァプールが彼を追いかけたいのであれば、契約を成立させるための時間がより多く与えられることになる。
(久保はパリ五輪には参加しないことになったので)スロット監督が最終的に久保と話をすることになれば、6週間の猶予が与えられることになる」
今すぐ合意に達するような状況ではないと見ているようだ。
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なお、スペイン紙『Marca』は「久保はソシエダで少なくともあと1シーズンはプレーすることが確実視されていたため、その将来についての噂はほとんどなかった。この報道がこれ以上の影響を与えないのか、それとも今後も久保が市場の主役であり続けるのかを見極める必要がある」などと伝えている。