27日に「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」でヴィッセル神戸と対戦したトッテナム・ホットスパー。

試合は、9分に生まれた大迫勇也の先制弾を皮切りに点の取り合いとなり、最後は87分、16歳FWマイキー・ムーアのゴールで決着。トッテナムがプレミア強豪の底力を見せつけた。

この日もっとも大きな歓声を受けていた韓国代表FWソン・フンミンは、1-1で迎えた48分に勝ち越し弾をゲット。彼のプレーを見に来た人も多かったなかできっちりと期待に応えてみせた。

61分に交代でピッチを退くと、スタッフを含むベンチ全員と握手をかわしていたトッテナムのキャプテンは、ヴィッセル神戸の印象について試合後このように語っていた。

「本当にタフな試合でした。もちろんJリーグやKリーグなどアジアのリーグはいつも関心を持って見ていますけど、神戸は今リーグでも結果を出していて、私は友人が神戸にいますが、本当にいい対戦相手でしたし、いい試合でした。試合は本当にタフでしたし、また神戸にも、全力で向かってきてくれたことに感謝したいです。シーズン中に今日のように全力を投入するというのは難しいと思いますし、それをしてくれて感謝しています」

トッテナムにとっては8月19日のプレミア開幕戦に向けて質の高いゲームを一つでも多くこなしたい時期。だからこそ、シーズンの中断期間にもかかわらず高い強度で来てくれた神戸の姿勢に感謝していた。

ちなみに、試合後にユニフォームを交換した武藤嘉紀については「彼のフィジカルや能力は本当に素晴らしいと思います。少しですが話ができてよかったです。リスペクトしていますし、プレミアリーグでちょっと話したことがあったんですが、再会できて本当に嬉しかったです。昔の思い出なども蘇ってきたりして、いい経験になりました」とコメント。

囲み取材の直後にはその武藤と再会し、武藤の息子からソン・フンミンがこの試合でも行っていた“カメラセレブレーション”を向けられて笑顔になる一幕もあった。

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トッテナムは本日、次のツアー先である韓国に向けて出発。31日にソウルでKリーグ選抜と対戦する。

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