今週来日し、27日に「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」でヴィッセル神戸と対戦するトッテナム・ホットスパー。
チームを率いて2年目を迎えるアンジェ・ポステコグルー監督が26日、前日会見に登場した。
その中では、いまだ18歳のMFアーチー・グレイをリーズから獲得した程度にとどまっている今夏の補強について触れる場面があった。
「新規の契約関係ですが、なかなかまだ情報が出揃っていないということもあり、忸怩たる思いもあります。努力を続けていますが、新規の獲得には忍耐力が必要だと思っていますし、タイミングの問題もあります。タイミングが早すぎたり、あるいは理想的なタイミングで獲得できるわけではありませんが、そこでうまくいかないからと言って当初ターゲットとしていた選手から変えたり、すぐに諦めてしまうのは違うと思っています。しっかりとしたタイムラインを設定せず…そこはこちらでコントロールできる部分ですから、最初に定めた選手から照準をそらさず、忍耐強くアプローチしていきたいと思います」
ちなみに、気になる日本人選手の獲得に関しては、日本に3年半いたことでJリーグのクオリティの高さや世界レベルの選手を輩出していることもよく分かっていると語ったうえで、「いま日本人選手で狙っている選手がいるかと言えば、イエスでもないしノーでもありません」と話すにとどめた。
ヴィッセル神戸とトッテナムの一戦は、27日(土)19時から国立競技場で行われる。