アンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムはプレミアリーグ最終戦を前に5位以下が確定してしまった。

マンチェスター・シティに敗れてCL出場権を逃した14日の試合では、負けているにもかかわらずサポーターたちが「アーセナル、見てるか?」と合唱したことが話題になった(シティが勝てば、アーセナルの優勝が厳しくなるため)。

『Sky Sports』によれば、ポステコグルー監督は、こんな話をしていたという。

「サッカー監督として経験した中で、おそらく最悪の試合だった。雰囲気がどうなるか、人々がどう感じるかという点で自分が間違っていたことに気づいてからは、本当に不安になった。

人々が私の誠実さや一緒に働く人たちに疑問を投げかけることを考えると冷や汗が出た。試合を見直しても、『トッテナムは本当にやりやがった』という解説のコメントがあった。あなた方は笑っているだろうが、私には(サッカー監督としての)26年間の人生がある。

私がこのスポーツを愛していることを人々に知ってもらいたい。私がチームを準備させていたかどうか疑問視されるのは嫌だ。

サポーターはクラブを応援し、自分たちの役割を果たすためにそこにいる。

今季、彼らは我々に尽くしてくれた。このスタジアムで終盤に勝利を勝ちとった試合数は並外れているし、サポーターが大きな役割を果たしてくれた。

直近の試合(シティ戦)は理解できない。前日、私はここに座って、すべてを馬鹿にしていた。本当にそうだとは信じられなかった。だが、みんながそう感じているのなら…私はスパーズのサポーターではない。彼らがそうだ。

私が言えるのは、成功するためには何が必要かということだ。試合によってモチベーションが変わるようでは成功などありえない。常に勝ちたいと思わなければならない。

スパーズのサポーターだけではない。誰もが彼らの気持ちは理解できると言っていた。私には理解できない。毎回、勝利のために全力を尽くさないことほど悪いことはない」

サポーターたちのこれまでの貢献は讃えつつ、シティ戦の態度には疑問を呈していたようだ。

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