U-23日本代表は、パリ五輪で準々決勝敗退となった。
グループステージは無失点で全勝したが、優勝候補スペイン相手に0-3で敗れて大会を去ることになった。ただ、印象を残した選手もいたようだ。
英紙『Express』は、「アーセナルを魅了する五輪スター5人、日本のメッシも」という記事を伝えた。“日本のメッシ”と紹介されていたのは、三戸舜介だ。
「三戸はパラグアイ戦で2ゴールを決め、五輪でその名を知らしめた。彼はその唯一無二のスタイルで、リオネル・メッシと比較されたこともある。
この日本人ウィンガーは昨年10月のU-22アルゼンチン戦で賞賛を浴びると、今年1月にはスパルタへ移籍。Jリーグのベストヤングプレーヤーに選出されると日本を後にした。
三笘薫の獲得によって日本でのスカウティングに成功したことで知られるブライトンは、三戸が欧州に移籍する前に興味を示していたとされている。
三戸は『Transfermarkt』での市場価値が100万ポンド(1.8億円)とされているが、五輪後に上昇しうる。ただ、それでもアーセナルが賭けに出た場合、お買い得な買い物になることに変わりはない。
三笘は2021年にブライトンがたった270万ポンド(5億円)で獲得したが、その価値は3500万ポンド(65億円)にまで跳ね上がった。三戸は同胞である冨安健洋がいるアーセナルに加わり、将来のウィンガーになる可能性がありえる」
三戸は三笘のような存在になれると評価しているようだ。
なお、三戸本人はサイドよりも中でのプレーに手応えを感じているようだ。