今夏のプレシーズンツアーで来日したトッテナム。
チームの攻撃を牽引してきた韓国代表FWソン・フンミンは、ハリー・ケイン退団後はキャプテンも任されている。
そのソンがジョゼ・モウリーニョ監督との秘話を明かした。モウリーニョは2018年11月から2021年4月までトッテナムを指揮。ソンはEA SportsのYouTubeチャンネルでこんな話をしていたそう。
「モウリーニョ監督から罵られたこともあるんだ。実はいい話なんだけどね。監督はとても個性が強く、率直に話す。選手にも一切フィルターなしで話す。
チームがいいプレーをできなかった時に全選手の前で名指しされた。モウリーニョ監督にこう言われたんだ。
『(フィジカルでタフな)バーンリーやストークとの対戦で君はやる気がなさそうに見える』と。全選手がいる前でその話をされた時、僕は18~19歳の若造でもなかったので、すごく気分が悪かった。
ただ、監督はそのまま放っておくこともできたけれど、夕方にメールをくれたんだ。
『Sonny(ソンの愛称)、君のことを名指しするつもりはなかった。チーム最高の選手と話せば、他の選手も目を覚ますだろうと思ったんだ。誤解しないでくれ』と。それで僕は笑顔になったのさ。
この監督のためには何でもしなきゃと感じた。それでモチベーションが高まったし、監督の下でハリー・ケインといい相乗効果があったのも一因だと思う」
ソンは選手たちの前でモウリーニョに叱責され、気分を害したことがあったそう。
ただ、チームを鼓舞するためだったと説明されたことで納得したとか。