10日に行われたブラジル対アメリカのパリ五輪女子サッカー決勝。
後半12分に生まれたマロリー・スワンソンの決勝点により、1-0で勝利したアメリカが優勝を遂げた。
Our wingman 🫡 pic.twitter.com/6JU7wijvva
— U.S. Women's National Soccer Team (@USWNT) August 10, 2024
パルク・デ・プランスで観戦していたトム・クルーズも渾身のガッツポーズで喜びを爆発させていた。
アメリカを優勝に導いたエマ・ヘイズ監督は、今夏に就任したばかり。
試合後には感極まっていたが、亡き父への思いが込み上げていたようだ。
「この1年は大変だった。去年の今頃、父は死に瀕していた。自分がこれを引き受ける勇気があるとは思えなかった。このチームは私を受け入れて、家族として歓迎してくれ、チームを率いることを許してくれた。
(キスをしたネックレスは)アメリカンイーグルで、父の形見。父が私にアメリカンイーグルのネックレスをくれたのはとてもふさわしいことだったと思う。
試合中はずっと父を感じていた。自分の人生やキャリアで経験してきたことを思い出し、両親への感謝の気持ちを表すために、自分だけの時間を作った。一番大切な人たちにね」
ヘイズ監督の父は昨年9月に死去。
指揮官は試合後にネックレスにキスをして、天を指差していたが、それは父に捧げるという意味合いを込めていたようだ。