あの世界的有名歌手のエド・シーランが、イプスウィッチ・タウンの株式を購入して共同オーナーの一人になったという。

『BBC』によれば、エド・シーランが購入したのはイブスウィッチの株式の1.4%であるそう。

これによってエド・シーランは本拠地ポートマン・ロードにある役員用のボックス席を長期間にわたって使うことができるようになるとか。

ただ1.4%の投資という小さなものであり受動的な参加であることから、クラブの役員会に参加することはできないという条件だという。

世界で1億5000枚以上のディスクを売り上げているエド・シーランは、現在最も売れているアーティストの一人。

彼が生まれたのはウエストヨークシャーのハリファックスであるが、幼少期にイプスウィッチ・タウンがあるサフォーク州へと移住して育ったという歴史を持っている。

その出自もあってイプスウィッチ・タウンを少年時代から応援し続けており、2021年からはクラブのスポンサーとして出資も行ってきた。

またイプスウィッチ・タウンの選手たちが着用するサードユニフォームもデザインするなど、クラブとの関係はもともと非常に深いものがあった。

「自分が応援するクラブのオーナーになることは、どんなファンにとっても夢であり、このチャンスを得られたことに感謝している。

3歳からサフォークに住んで、世界を旅しているときはまるで部外者のように感じることもあるが、地元ではいつも自分がコミュニティの一員であることを感じられる。

このクラブのファンであることはとても嬉しく思う。浮き沈みはあるものの、サッカーは良い時も悪い時も受け入れるものだ。

私は議決権を持つ株主でもない、役員でもない。これは私が愛するクラブにいくらかのお金を注ぎ込み、クラブがそのお返しをしてくれたというだけだ。

だから、選手獲得の提案や戦術について私に詰め寄らないでくれよ!今週末にリーグが始まるので楽しみだ。さあ、行こうぜ」

遠藤航もランクイン!プレミアリーグで「歴史上最高額で移籍した30代の選手」ベスト10

今季新たに構成されたイプスウィッチ・タウンの取締役会にはかつてのキャプテンであったマット・ホランドが就任する一方、エド・シーランはそこには入らなかった。

イプスウィッチ・タウンは土曜日にホームでリヴァプールを迎えて今季の開幕戦を戦う予定となっている。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)