Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。
イングランド有数の育成の名門として知られ、これまで移籍市場で大きな利益を上げてきた「リーズ・ユナイテッド」。
今夏も、アーチー・グレイを4,125万ユーロでトッテナムへ、2部MVPのクリセンシオ・サマーフィルを2,930万ユーロでウェストハムに売却した。
今回はそんなリーズの若手選手たちに注目し、彼らに続くかもしれない3人の逸材を紹介する。
ウィルフリード・ニョント
生年月日:2003年11月5日
国籍:イタリア
すでに十分な実績があり、もっともステップアップが近いリーズの若手が、イタリア代表のウィルフリード・ニョントだろう。
クリセンシオ・サマーフィルの台頭で序列を下げたものの、8ゴール・3アシストと一定の成績は残しており、ポテンシャルを考えると、1部のクラブが獲得に乗り出しても不思議ではない。
身体能力をフル活用した縦への突破は驚異で、ドリブルに限定すればジェレミー・ドクにも匹敵する。
マテオ・ジョセフ
生年月日:2003年10月19日
国籍:スペイン
イングランド代表経験があるパトリック・バンフォードをベンチに追いやり、開幕スタメンに抜擢されたマテオ・ジョセフも、将来性豊かなタレントの1人。
昨季トップチーム昇格を勝ち取ったジョセフは、途中出場がほとんどだったとはいえ、リーグ戦20試合・1得点を記録。スタメンを飾ったFAカップでは、チェルシーを相手に2ゴールと印象的な活躍をみせた。
エリア内でこそ力を発揮できるフィニッシャーで、若き日のトーマス・ミュラーを思わせる絶妙なポジショニングを武器に、あっさりと相手ゴールを陥れる。
ディオゴ・モンテイロ
生年月日:2005年1月28日
国籍:ポルトガル
U-21のチームでは、U-19ポルトガル代表のキャプテンを務める、センターバックのディオゴ・モンテイロに注目したい。
各世代代表を経験してきたエリートで、2022年に行われたU-17でも主将として出場し、チームのベスト4進出に貢献した。
トップデビューはまだだが、対人守備には安定感があり、対角線のウイングにピタリと届けるロングフィードは、すでにプレミアレベルの完成度だ。
ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。
過去・現在・未来問わず、幅広い世代の選手情報や企画をブログやQoly、YouTubeなどで発信中。
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