毎週木曜日に新作が更新されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回はMCの内田篤人がアメリカを訪れ、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしている親友の吉田麻也との対談を行っている。

日本代表は今年カタールで行われたアジアカップでイランに敗れ、ベスト8で大会を去っている。なぜヨーロッパでプレーしている日本代表選手がアジアの舞台で苦戦してしまったのか。その理由について、吉田麻也と内田篤人は以下のように話していた。

内田「やられたのがさ、ロングボール。相手の前線の選手が強かったのもあるけど、そこをバチコーンと弾けなかったのが…。今のアジアの相手は強くなっているのかな?」

吉田「強くなっているのは間違いないと思う」

内田「ケーヒルとかやりまくってたもんね」

吉田「ケーヒルは強かったね。ジョシュア・ケネディもいたね。(名古屋で)元チームメイトなんだよ。先日アプリで話したよ。今はオーストラリアサッカー協会で働いてるって」

内田「日本の選手もみんなヨーロッパでやってるのに、アジアでは何が違うんだろうね」

吉田「中東特有のリーチの長さやバネ、力強さ、あとはずる賢さや上手さ。簡単にハメにいってボールを取れるほど、甘くはないんだよね」

内田「この人たちヨーロッパで十分できるんじゃないかと何回も思ってたよ」

吉田「サウジアラビアと最終予選で試合したあと、ドーピング検査で一緒になった選手に『なんでみんなこんなに上手いのにヨーロッパへ行かないの?』って聞いたんだよ。

『俺たちはサウジで給料がいいから、行く必要がないだろ?』って言われたんだ。何も言えなかったね」

鈴木優磨も…欧州移籍が電撃破談した悲運の日本人たち

中東でトップレベルの選手たちを要するサウジアラビアなど、アジアでもヨーロッパでプレーできるようなクオリティの高さがあるという。

しかしながら国内リーグでの給料がかなり高いため、そもそもヨーロッパを目指す必要性が乏しいのだそうだ。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名