日米のプロ野球はシーズン佳境を迎えつつあり、日程次第ではダブルヘッダー(1日に複数試合開催)が組まれることもありえる。

一方、サッカーの場合、ダブルヘッダーは原則的にない。Jリーグでは「同日開催の制限。公式試合は、原則として、同一日に同一スタジアムで2試合以上行ってはならない」と規約に明記されている。

そうしたなか、南米チリでダブルヘッダーが行われることになった。

昨年の1部リーグ王者でもあるウチアパトが、9月8日にリーグ戦とカップ戦の2試合を戦うと発表したのだ(相手チームは異なる)。

先月23日に行うはずだったホームでのリーグ戦が延期になっており、そのために「異例の解決策」を捻り出した。

2試合ともウチアパトのホームスタジアムで行われ、1試合目は正午キックオフ、2試合目は午後2時半に開始される予定。

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休息時間が1時間もないので、別々の選手編成で臨むようだ。『Ole』などによれば、2試合目は普段は出番の若手を中心に起用するようで、交代選手を除いて1試合目と同じ選手を使うことはない模様。

ウチアパトはそれぞれの試合のチケット価格を5割引きにしたうえで、シーズンチケット所有者には入場を解放するとのこと。ただ、アウェイチームの入れ替えや入退場するファンをどう管理するかについてはいまだにジレンマがあるようだ。

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