6日にUEFAネーションズリーグ、カザフスタン代表との試合を控えるノルウェー代表が奇妙な出来事に遭遇した。

イギリス紙『The Sun』によると、ドーピング検査の為、チームを訪れたノルウェー反ドーピング協会の人物がアーリング・ハーランドやアントニオ・ヌサら現役の代表選手に続き呼び出したのは、現在骨折で長期離脱中のマンチェスター・シティFWオスカー・ボブ。それだけではなく、続いて呼び出されたのはヨルゲン・ユーヴェとアイナー・グンダ―センという名前。この2人は共に元ノルウェー代表として国内では有名な選手であるが、共に40年以上前に亡くなっている故人である。

ストーレ・ソルバッケン監督は記者会見で、困惑した選手たちがドッキリを疑い、隠しカメラを探し始めたとした上で、自身もこれがドッキリなのか反ドーピング協会に電話して確認したと語っている。

信じられないような怪我で離脱した10名の選手

当然この事件はドッキリではなく、反ドーピング協会の職員が検査対象の選手のリストの一部をノルウェー代表の歴代最多得点者を上から順に選んでいたことが原因だと発覚。歴代得点数2位のハーランドと共に、1位と3位の元代表選手たちがリストに入れられたようである。

なお、現在ハーランドは31ゴールを記録しており、1位のユーヴェ氏の33ゴールという記録にあと2ゴールまで迫っている。

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