かつては試合ごとに背番号が変動していたサッカー。その影響もあってポジションごとに数字のイメージがあり、あまり大きなナンバーを選ぶことは多くない。

今回はそんな中で「奇妙な大きい番号を着けていた選手」を6名ピックアップした。

トミー・オー

番号:121番

チーム:オーストラリア代表

トミー・オーがオーストラリア代表のデビュー戦で121番を着用していた裏には、とても奇妙な状況があった。通常サッカーでは背番号が3桁になることはない。ただ、彼の場合はルール上そうせざるを得なかった。

アジアカップ予選でオーストラリアは代表の候補として多くの選手を登録していた。オーは16歳だったころにそこにリストアップされていたが、協会としてはまさか彼を招集することになるとは思っていなかったのだ。

急成長を遂げたオーが代表に選ばれたとき、それ以下の番号が全て埋まっていたこともあって変更もできず、121番目の選手としてプレーしなければならなかった。