英メディア『Daily Mail』は21日、マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏による奇妙な経費削減策を報じた。
報道によると、経費削減策の一つとして行われているのが試合当日のスタッフの弁当の撤廃だ。スタッフへの弁当はこれまで、サンドイッチ、シリアルバー、ポテトチップス、ソフトドリンクなどが提供されていたが、17日に開催されたフラム戦ではこれらの弁当が提供されなかったようだ。
また、ダイニングテーブルがトイレの個室の隣に設置されていることから、”便所飯”状態を強制されているそうで、あるスタッフは「トイレの個室を出ると、誰かが座って食事をしている」と証言しており、不衛生な労働環境が明らかになっている。
ジム・ラトクリフ氏は共同オーナーに就任以降、約250人の人員削減をはじめとした様々な経費削減策を実施して、ファンやスタッフの中からは不満も多く出ている。移籍市場ではこれらの経費削減が功を奏すのだろうか、マンチェスター・ユナイテッドの財政状況に今後も注目だ。