5日に行われた日本代表とのW杯アジア最終予選初戦に0-7で惨敗した中国。近年、中国サッカーは低迷しており、国内は不正・汚職問題にも揺れている。
『VOAChinese』などによれば、中国サッカー協会は10日に賭博や八百長の疑いがあるサッカー選手43人を永久追放にしたという。なかには3人の元中国代表や韓国選手も含まれているという。
中国公安部は、賭博・八百長事件に関与したサッカー関係者61人の資料を中国サッカー協会に引き渡した。
そのうち44人が収賄や賭博などの罪で刑事処分を受け、17人が賄賂を受け取って八百長などを行ったと認定され、規律と規定に基づいて処分を受けるべきだとしたとのこと。
中国サッカー協会の規律委員会は審査の結果、43人を永久追放、17人を5年間の活動禁止にした。中国公安部によると、2年間にわたる違法賭博と八百長に関する調査において、上記43人を含む128人の容疑者を逮捕したという。