日本サッカー界のレジェンドである本田圭佑が、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平について語った。
本田は、石橋貴明と三田友梨佳をMCにして新たに始まったスポーツブルの配信『石橋とアスリートが盛り上がって三田』に第一回のゲストとして登場し、これまでのキャリアを振り返った。
一問一答のコーナーで大谷について聞かれ、「すごい…バケモノだなと思います」と回答した本田。
野球好きな石橋が「どこがバケモノだと思う?」と深掘りすると、「単純なパワーですよね。アスリートはサイズ=才能なので。ダルビッシュさんもそうですけど…ダルビッシュさんは外国の血も入っていて、大谷さんは両方(両親)とも日本人と僕は認識しているんですけど。それであのサイズになるのはどういうことなのかなと(笑)」と述べた。
さらに本田は、そこから今後の大谷について楽しみにしていることも語った。
「大谷さんについて僕が今後楽しみなのは、ここから落ち目に向かう時の大谷さんの生き方に興味がありますね。そこで人の差が出るので。
アスリートのピーク時の差は僕はそんなに出ないと思っている。イケイケなんで。僕もナンボでも動けましたし。それがどうやら体も回復しない。球が飛ばなくなったり、当たらなくなったり、投げられなくなったり…そのタイミングがきてからが本番だと思うので。そこに注目したいですね。
サッカーは(リオネル・)メッシがそのフェーズ(局面)に入っている。どんどん落ちてきている。そこの生き様が楽しくて。逆に最近のメッシが僕は好きです」
サッカー界ではこの20年近く頂点に君臨したメッシが37歳、クリスティアーノ・ロナウドが39歳になり、全盛期のようなプレーを見せられなくなっているが、共にシフトチェンジしながらも結果を残し続けている。
本田はそんなスーパースターたちの姿に好感を抱いているようで、同じように大谷が落ち目になった時にどのような姿を見せてくれるのかを注目しているようだ。
ただ一方で本田は「まだまだ落ちそうにないですけどね」と現在30歳の大谷の全盛期が続くであろうと予想している。
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