元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は19日、ポッドキャスト「スティック・トゥ・フットボール」の最新エピソードに出演。2007年にイングランド代表から引退した当時の決断を振り返った。
キャラガー氏は、ウェンブリー・スタジアムで行われたブラジル代表との試合を機に、センターバックから右サイドバックにコンバートされた経験がショックだったと明かした。
「自分はチャンピオンズリーグ決勝でプレーしたばかりで、リヴァプールの年間最優秀選手だと思っていた。だけど試合の日になると、突然右サイドバックでプレーすることになったんだ。試合が終わり、車で家に帰る途中、イングランド代表でのプレーはもう終わりだと悟ったよ」
また、ポッドキャスト内では、自身の体格がセンターバックとしての選出に影響したと考え、他の選手との比較に頭を悩ませていたと告白した。
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3年後に短期間ではあるが、2010年に代表へ復帰して同年南アフリカで開催されたワールドカップに出場したキャラガー氏。その後は完全に現役引退し、現在では人気解説者となったプレイヤーの苦悩が伺えた。元イングランド代表DFの言葉は、トッププレイヤーたちが抱く複雑な感情を教えてくれるものだ。