各国でリーグ戦が開幕し、日々熱戦が繰り広げられている2024/25シーズンのヨーロッパサッカー。

各クラブそれぞれの夏を過ごす中、新シーズンのカギを握るといっても過言ではないのが、移籍市場で獲得した新戦力だ。

2024/25のキーマンになるのは誰なのか、今回はドイツ王者「レヴァークーゼン」で注目の新加入選手3人を紹介する。

アレイクス・ガルシア

生年月日:1997年6月28日

国籍:スペイン
前所属クラブ:ジローナ(スペイン)
移籍金:1,800万ユーロ

フロリアン・ヴィルツをはじめ、主力が軒並み残留し継続路線を選択したブンデス王者が、夏の移籍市場で最初に獲得したのがアレイクス・ガルシアだ。

昨季ジローナの大躍進を支えた司令塔で、EURO2024のメンバーからは落選したものの、スペイン代表デビューを果たすなど飛躍の1年となった。

新天地ではグラニト・ジャカ、ロベルト・アンドリッヒのバックアッパーからのスタートとなるが、テンポの良い正確なパスワークは大きな武器で、フィットすればブンデス王者に特大のプラスアルファをもたらすだろう。

マルタン・テリエ

生年月日:1997年3月4日

国籍:フランス
前所属クラブ:レンヌ(フランス)
移籍金:2,000万ユーロ

レンヌから2,000万ユーロ(およそ32億円)で獲得したマルタン・テリエも、無敗優勝を成し遂げたチームに新風を吹き込んでくれそうな好タレント。

前線ならどこでもこなすマルチアタッカーで、2021-22シーズンにはリーグ戦21ゴールをマークしたように、センターフォワード顔負けの高い得点力も備える。

気合いが空回りしたのか、初先発のDFLスーパーカップで一発退場というほろ苦い公式戦デビューに…。今後の巻き返しに期待したい。